20201017 紙の筒を仮づけ

昨日、東急ハンズに行って10センチ直径の紙の筒を買いました。
で、今日、これを長さ15センチに切って、バスレフのポートに突っ込んでみました。
ひとつのスピーカーに、ポートはふたつあるので、紙の筒は、四つ作ったことになる。
計算上、このポートは、26とか27ヘルツくらいになるのでは。

で、ベリンガーで周波数特性をピンクノイズでとってみると、
これまで盛大にピークを作っていた40ヘルツあたりは、あいかわらず、山は残りますが、しかし20から30ヘルツくらいにずれる部分もあり、
音楽を聴いてみると、20ヘルツくらいの低い音は、わりに強まっています。
予想では、このあたりの周波数の音はゆるい音、まったくしまりのない音として聞こえるはずだった。
それはそうだけど、予想と違ったのは、逆に、普通低音として認識するような少し高い音、100ヘルツ前後の音は
むしろガシッと固くなっている。
固くなった低音、うんと低い低音はゆるっとした音。この妙な複合は、予想外。
なので、ジャズとかポップは聞けない音ではなく、むしろこのほうが聞きやすい。それに盛り上がりすぎた低音は抑制されている。
むしろはっきり締まった低音だ。
ピンクノイズで特性を測ると、20ヘルツから45ヘルツくらいまで盛り上がっているけど、
実際の音楽で、このあたりがたくさん入っているのは少ない。のでピンクノイズのグラフに騙されてはいけない。むしろ低域は100あたりを基準にして
スピーカーの四つのバランスを取らないといけないですね。

もともとこの箱のバスレフポートは、紙の筒で作られており、このポートの作り方からして、もしかしてこの箱はラフトクラフト製かもしれない。
社長が死んでから、会社はなくなりましたが、それまで、自作の人はたくさんの人がこの会社に箱を発注していました。
予想いじょうに安く作ってくれるので大評判だったが、そういうやりかたをしていたから社長が早死にしたのかもしれない。
ポートが紙だと、紙の低音の音がします。



20201016 バスレフポートを考える

インクレディブルもえ氏が、このページもじっと見ているらしく、わたしがebeyと書いたら、ちゃうだろeBayだよ、とメールしてきました。
このページはそんなにちゃんと読まなくていいです。

で、自作4wayのスピーカーですが、前から、バスレフポートの未調整が気になっていた。しかし面倒なので、何もしてない。
しかしこのままだと、グライコ使うかとか、ウーファーを違うものに交換するかとか考え始めているので、基本に戻り、ポート調整するのがいい。
2018年秋に、出来合いの箱をハイファイ堂の大津店から取り寄せただけなので、自分の使っているJBL 2235Hにあっていないのは最初からわかっていたけど。

だいたい40Hzあたりにピークがあり、低音過多になるのです。
で、バスレフポートの長さが8センチあり、パソコンのシミュレーターで見てみると、ポートが35Hzで、40Hzの盛り上がりがあります。
だいたい計算どおりです。
計算してみると、25ヘルツのポートにすると、ポートの長さは20センチくらいで、低域の山がなくなります。
が、こんなに低い周波数のポートだと、低音の「低速化」が目立ち、ジャズなどは聞けなくなるでしょう。
聞けなくていいけどね。たぶん、タンノイ的な音になるはず。
名古屋のベルウッドランシングはいつまでも2235使っていますが、たぶん、どっしりゆったりの音を目指しており、この場合には、大型箱に、低い周波数のポートで設計するのでしょう。この人たちはクラシックのオーケストラしか聴かないのかな。
東急ハンズが近いので、長いポートを作ることにしました。
塩ビの筒か、紙の筒かどっちでもいい。
まじめに取り組めば、あと数年はこの箱を使い続けることができる。でもこの大型箱、ふたつで三万円くらいで買ったものなんですね。


20201014 H105

オーディオ雑記、いらないだろうと思うけど、個人的に記録します。
というか、記録再開です。

マルチアンプで4wayで、というのがメインのシステムですが、いまはこのチャンネルデバイダはアキュフェーズのDF65です。
で、JBL4343のユニットが基本だったのですが、三年前くらいにヤフオクで手に入れたミッドバス2121Hは、昨年くらいから、片方の音が不安定で、聞こえたり聞こえなくなったりしました。これはジャンクと指定してヤフオクに出品したのにわりに高額で落札されました。治せる技術のある人のみ落札してくださいと書きました。自分で修理して、高額で出品するんですかね。

ebayで、2123Hを手に入れましたが、一か月しないうちに、片方が音が小さくなり、あきらかに不良です。これはまだ手元にありますが、不良なので使うことはできません。
で、かわりに、コーン型ミッドバスでなく、ホーンドライバの2482を手に入れました。10.2cm径のフェノール樹脂含浸理念ダイアフラムのドライバで、300ヘルツから使えるということで、2382ホーンにつけて、いまは、355ヘルツからミッドバスにしています。
これはコーン型のミッドバスよりも、ハイスピード。
で、高音が出ないので、1インチのドライバに1400ヘルツからつなぐという、ウーファー以外の三つはすべてホーンのシステムです。

で、4wayの場合、人体に対応させると、腰あたりはミッドバスでしょう。2121とか2123とか、次々と片方が壊れるというのは、わたしの大腿骨が壊れることに呼応していますね。
スピーカーは、音振動に変換するためのユニットです。ということは、逆に振動が、モノの特性に還元されるということもあるのでは。腰の具合が悪いと、スピーカーが壊れるのです。


で、最近40年前に消えたコーラルというメーカーの最後のツィーターH-105を手に入れたのですが、これがJBLのオールドユニットとかなり相性がいいです。適度の音のザラツキがかみ合うのです。それまで使っていたフォステクスのT900Aが、つるつるしたなめらかな音で、あきらかにJBLとはあわないことが、いまはじめてわかりました。
下の写真、左にあるのがH105です。40年前の製品で、いつ壊れるかわからないと思ったけど、実はJBLユニットも40年前くらいで、みなロートルという点では違いがない。



ホームページビルダーのファイルを見たら、昔のオーディオ雑記が残っていた。
こんなことを書いていたのは記憶にない。
懐かしいので、そのまま載せます。



2013年1月18日 6:58:37

かなり久しぶりに更新。
ホームページを直接作るホームページビルダーは、もうあまり使う気がしない。


やはり、ネット上のブログなどが便利だからでしようね。
わたしの場合、グーグルですが。



パソコンのテレビの両脇に、fostexのFF85KWを配置しました。
しかしこれでは低音不足なので、ポーズみたいに、PST回路を作ってみました。
日本ではこういう音を濁す要素は嫌われるらしいけど、ヨーロッパでは、かなり頻繁にこんないじりかたをするみたいです。
コイルと抵抗をパラレルにつなぎ、これをスピーカーの前にシリアルに入れるのです。
で、高い周波数を落とし、相対的に低音があがります。
ただし抵抗がシリアルに入るので、この抵抗の品質により、音が大幅に変化します。
ムンドルフの高級な抵抗を入れてみました。
もちろん抵抗の音がします。ムンドルフのこれは、線が細く、ちょっとアキュフェーズ的な音に変化します。
PSTを加えたFF85KW純正箱入りは、重低音は無理ですが、通常の低音はがんがん出てきます。
LS3/5Aは、異様にしつこいネットワークです。これを考えてみると、この程度のPSTは、軽い。


2012年7月4日 15:49:29ホーンに戻す

ヤマハのスコーカーは、あまりにも非個性的で、あっというまに飽きてしまいました。
気を取り直して、またアルテックの802Dドライバと、511Bホーンに。
音が歪みぽいのは、一度ダイアフラムをはずして、また装着すると治りました。ダイアフラムをとめているネジの締め方が悪かったのかもしれませんね。ネジの位置が悪いと、コイルが脇に当たるのかもしれない。

クロスオーバーを500Hzまで落とせるのが511Bホーンですが、低い音が、どうみても、力が弱すぎる。線が細い。それでいて鋭さがない。
というわけで、思い切ってクロスオーバーを1200Hzにまでしてみました。ウーファーの416-8Aがわりに高い音まで出る軽いコーンのタイプなので、
それでもかまわないと。でも、実際には、この1200Hzクロスだと、音が悪くないです。古風だけど、そしてカラフルではないけど、太い音に。
511Bは金属ホーンで、しかも薄いので、わりにキンキン鳴ります。これがあまり感じのよくない音なので、低いところまで使うと、音楽用から遠ざかるのかもしれないですね。もともと映画館用だから。
38センチの巨大なウーファーを1200HZまで使うといってもタンノイはほとんどがそうなので、むしろ、38センチのゆったり太い感じが出て、良いのかもしれません。昨日は511B+802Dは、まったく使えないと思っていたけど、そうでもないとわかりました。





机を上をシンプルにするために、アンプ類の上に、USBのディスプレイ、10インチの小型を置きました。
これはiTUNES専用です。iTunesのみ使うのならば、このサイズがまったく問題がありません。というよりはこのほうが理想的です。


2012年7月3日 16:50:18マルチなので、簡単に実験できる

416-8Aに適合した、アルテックのホーンと802Dドライバは届いたのですが、あまり音が良くないです。
ドライバの再着磁と、ダイアフラムの交換をしなくてはならないかな。手に入れたものが安すぎました。
それに、手に入れて、このホーンセットがそうとうに旧式のスピードが遅い音だということを思い出しました。
昔、さんざん聴いていたのだから。

気持ちよく聞けないので、ためしに、本棚の中にころがっていた、ヤマハのNS1000のベリリウムのスコーカーをつないでみました。
NS1000を手に入れたことも聞いたこともないのですが、なぜかスコーカーだけ持っています。補修部品をヤフオクで8年前くらいに手に入れていました。
マルチで、さらにパソコンで調整できるので、こういう実験は気軽です。すぐに音を出せます。
ワニ口クリップで、接続して、鳴らしましたが、予想以上に良いです。
モニター調の音は、味はないですが、しかし正確な感じがします。93dbくらいの能率かと思って、5dbのupで、500ヘルツのクロスで。
普通のネットワークだと、こんな能率の悪いドームスコーカー、絶対に416-8Aとは組み合わせられません。

ベートーヴェンの一番と二番の交響曲を聴きましたが、416-8Aの壮大さと、スコーカーの少し固めの正確な音がうまく交じり合っていて、
びしっと締まったベートーヴェンを聴くにはいいです。
箱か、あるいは固定するものがないと、地震が来たら、震度2でも落ちそうです。乗せているだけですから。
ヤマハは、最悪の事態を考えて、このベリリウムのスコーカーの製造をやめた、つまりNS1000を作るのをやめたようです。粉は発癌性ですからね。
スコーカーから粉が出ることはないので、危険はないですが、砕くと危険になると思います。
製造をやめたのは、十年いじょう、もっと前かもしれません。つまりこのNS1000も30年前のスピーカーです。




2012年6月28日 8:32:05時々オーディオねたの雑記書きたい

最近はあまりオーディオにお金かけていません。
高額なものも、売り払ってしまい、残っているのは、廉価な機材か、自作で売れないものかばかりです。
高くても安くてもあまり変わらないというのもあります。音楽を聴くという目的であれば、ある一定のレベルを確保できた水準であれば、気にならないのです。
で、古い機材を買うと、それは中古でとても安いのです。安いけど、もちろん高い水準を満たしています。
なので、オーディオにはあまり思いいれしないようにしようと思ったのですが、やめているわけではないです。
なんせアンプとかスピーカーとか、中学生のときから作ったり壊したり買ったり手放したりし続けて、これが停止することはないからです。
呼吸するような、食事するような習慣です。
で、オーディオねたの雑記は書いても、誰も読まないか、読んでも意味がわからないか、あるいはごく一部の、理解できるマニアな人が読むのです。
時々、気が向いたときに書きたいことを書こうと思いました。
オーディオって、仲間がいないことが多いです。たいてい。
で、わたしの場合、時々、オークションを介して、関心を持ってもらって、交流を求める人が出てきますが、わたしがたいていは避けています。
そういうところで話題が盛り上がっても、しようがないです。
ともかく時々むやみに書きたくなる。だから、ここに書きます。通常の雑記と混ぜてしまうと、内容混乱するので、別口だ。


昨日から、以下のようなもので、アナログレコード聴いています。なかなか妙な聴き方です。



これはiphoneで写真取って、自分にメールして、それをこのまま貼り付けました。
レコードプレーヤーを、普通のプリアンプのフォノイコライザーで増幅した後、テープアウトから、出力して、
この写真の上にあるAC2496というADコンバータで、デジタル変換して、そこから、デジタル入力しかないデジタルアンプ(写真の下)に入力して聴いています。
これは、どうしてもこの下の写真のデジタルアンプを使いたいからです。
これはなんと3ウェイのデジタルアンプの入った、チャンネルデバイダもついたアンプで、マルチチャンネルがこれひとつでこなせるもので
ラステームという新潟のメーカーのRDA560という機種です。
中には、アポジーの50ワットのデジタルアンプ基盤が、6個入っているということになります。

わたしは去年とか今年のはじめころまでは、デジタルのチャンネルデバイダを使っていました。DBXのDriveRack4800という、けっこう高額な機種です。
そのときは4ウェイだったので、このチャンデバの後に、ステレオのパワーアンプが四つもつながっていました。
チャンデバの前段は普通のプリアンプ。
こういうのが普通なんですが、マルチアンプは非常に大掛かりです。場所をとります。
一番すごいのは、やはりケーブルの山になることですね。
RDA560だと、それがない。チャンデバ内臓、しかも3ウェイのステレオのパワーアンプが全部入っていて、薄い。
しかもパソコンで特性を調整できる。クロスオーバーとか自由に。これはDriverackでもしていましたから、便利さはわかっています。

アポジーのデジタルアンプの音質はどうなんだ、という話ですが、それはあまり気にならないです。アンプの違いというのはスピーカーほど極端な違いがない。
もう高額なオーディオ専用アンプはわたしは使わない。業務用ばっかり使うことになってしまったのです。(amcronとか)

RDA560は、デジタル入力だけど、opt,Coax,usbの三つが切り替えできる。
なので、パソコンのiTunesを聴くのなら、そのままusbで入力します。なので、アナログレコード出力をここにAD変換して、Optから入れているというわけです。
やはりiTunesのときがすごい。パソコン、次にRDA560、そしてスピーカーという極端にシンプルな構成が可能だということです。
CDは、ほとんどリッビングしました。残っているのは、グリーグのピアノ全集だけです。が、グリーグのピアノはあまりにも面白くない。グリーグは退屈な人だ。なので、これを入れたくない。
全部WAVで入れたので、2テラバイト超えています。(バックアップコピー作りましたが、まる三日つけっぱなしでした。)
全部リッビングしたら、急にCD聴く気がしなくなりました。
で、いまもアナログレコードで、サンサーンスのサムソンとデリラ聴いています。とても感動的です。いつものドミンゴ節が鼻につくけどね。いまから5面目。全部で6面です。
グリンカのルスランとリュドミラが欲しい。どっかで中古のレコード探さなきゃ。

いま常時聴いているスピーカーのセットは、自作4343のものです。雑誌に載っていた多門さんのネットワークで作ったものです。これはウーファーが異様に重いタイプなので、50ワット程度のデジタルアンプだと鳴らないことはないけど、まあ、だらしない音になります。試していないけど、確実にそうなると思います。
なので、これはamcron K2という、数百ワットの出力のアンプで聴いています。大きな音を出さないけど、出さなくても、このくらいの力のあるパワーアンプでないと、うまく鳴りません。
このデジタルのマルチチャンネルは、もっと軽いウーファーのセットを予定しています。
今週から来週にかけて、このセットを作る予定です。

-------------------------2012年6月28日 14:15:19

ということだったんですが、ウーファーと箱が、家財便で、到着したので、臨時で接続してみました。
とはいえ、ホーンドライバがまだないので、いままで使っていた手持ちの4343のホーンをつないでみました。
そしてあっけなく、3ウェイで鳴るようになってしまいました。
パソコンで設定できるし、4ウェイのように複雑ではないので、あっという間にまとまってしまいます。4ウェイになると調整が急に難しくなりますが、3ウェイまでならわりに簡単です。

このウーファーは、アルテックの416というもので、おそらく1950年頃のスピーカーです。
旧式なスピーカーはだいたいコーンが軽いので、箱がどうしても大きくなりがちで、たいていはフロントホーンです。
しかし軽快な低音を聞きたいという人は、この416を愛好する人が多いのです。
最近のスピーカーはみなウーファーが重すぎて、それは箱を小さくしたいからであることと、アンプに大出力が多いので、重くてもらくらく駆動可能な時代になったからです。
しかし、やはり重苦しい音になることは避けられません。なんとなく鬱病的な低音です。そうでないのをみんな聴いてないからわからないだろう、と思います。

416用の巨大な箱で、一番有名なのは、音研のスリットダクトの箱で、この写真に写っているものがそれです。だいたい350リットルの容量があります。
たかがスピーカに350リットルも使うのは、信じられないことだと思いますが、昔のスピーカーはそんなものです。
JBLの4343のウーファーの重苦しい音に辟易した人は、この416のふわっと軽快に鳴り、なおかつ非常に低いところまで伸びた低音が好みになります。
そして鬱病的な低音ではなく、からっと晴れた感じです。

それを聴きたいためだけに、この巨大な箱を、家族の反対を押し切ってまでして家の中に持ち込みます。
前のユーザーはどんな人か知りませんが、そうとうに丁寧に作ってあり、塗装も家具屋さんなみです。音研の箱でなお416というと、そうとうのマニアです。年をとっている人かもしれません。引越しで置けなくなったとか、死去されて家族が処分したとか、ともかく気が変わったので処分しましたというケースは確率としてはわりに少なめではないかとおもいました。そういう思い入れがありそうな箱に見えるんですよ。スリットがあると、中まで塗装するのがほんとうに面倒なんです。

わたしはこの箱をあっと驚くような安い価格で手に入れました。音研の箱に市販品なんてありません。無線と実験という雑誌に設計図が掲載されただけです。RDA560のマルチで聴くと、きわめて自然に鳴ります。なおかつ38センチウーファーですから、押しが強い、ずしっとくる低音です。
だいたい、へその位置までは来ますね。低音が身体のどこまで来るのかというのは、聴いていれば誰でもわかりますね。
腰まで来るのは、可聴帯域では無理ではないかと思います。可聴帯域は20ヘルツまでです。楽器でもっとも低い音は、パイプオルガンとかピアノが28ヘルツあたりです。ピアノの場合には、これはちゃんと出ていません。たぶんピアノの箱が小さすぎるんです。
うんと下まで来ないと、何か気分がすっきりしないでしょ。「腑に落ちない」という言葉は、五臓六腑まで落ちてこないというので、それは上っつらだけ刺激するが、ずしっとこないので、すっきりしないという意味です。身体全体を貫かないと、情報というのは、完遂したという感じにならないでしょ。
スーパーウーファとかサブウーファーには10ヘルツまで再生とか書いてあるのがありますが、実際にはCDにその音が入ってないです。

416は能率がとても高く、コーンも軽いので、真空管のシングルアンプで、3ワット程度のアンプでも鳴ります。むしろそういう低出力のほうが味があって良いのです。
それで鳴らすならマルチアンプでなく、ネットワーク式だな。とはいえ、ネットワークも、このシステムなら簡単です。何度も作ったことがあります。

しかし実際に音を出してみると、わたしが想像していたよりも、はるかに良いです。
ロジェストベンスキーの眠りの美女を聴いてみましたが、オーケストラのダイナミックな感じが出るのと、416の音の古風さがシブ味を出しています。
タンノイの大きなスピーカーは、潤いのある癒しの音みたいな鳴りかたをしますが、これは低い音がちゃんと出ているというのもあります。このくらい巨大な箱で、ずっしりと余裕のある低音で音楽を支えると、音楽が身体の芯まで届き、そこにリラックス効果とか、癒し効果が出ます。深いところで眠れるというような印象を感じる。そしてこれが重要だけど、あまり大きな音で鳴らさないということでしょうか。
これだけ大きなスピーカーは、小さな音でも深々とした音に。
逆にがんがん大きな音で鳴らすならば、小型スピーカーのほうが適しています。
たぶんこれで比較的小さな音で、ムラジカオリとか聴くと、誰もがあっと思うでしょうね。
わたしの大型スピーカーの低音に魅せられた原体験は、きっと、碑文谷のダイエーで、タンノイが、小さな小さな音でマーラーを鳴らしていたのを聴いたときです。カラヤンは自分が完璧なワーグナーを演奏したら、きっと世界が変わってしまう。それをしようと思えばできたと言いましたが、ワーグナーとかは、やはり地を這うような低音がないことには、あの世界は表現できないんです。この雰囲気を出すためには、小さな音のほうが良いです。


ゴールドジムから戻ってから、スーパーツィーターに保護用のコンデンサと、トランス式のアッテネーターをつけました。これは、やはりホーンツィーターが能率が高すぎて、サーというノイズがうるさいからです。
これで、あとはホーンとドライバも、同じアルテックが揃えば、クロスオーバーをもっと低い500ヘルツに変更できます。いまは臨時ですから1300ヘルツです。
正直、極端に機器構成の少ないマルチシステムができるのは、驚きです。
そもそもわたしがマルチをやめてしまった理由は、大げさすぎたからです。アナログレコードプレーヤを、ADコンバータでデジタル変換するのが、そうとうにおかしいですが。それはどうにもならないのでは。Pro-jectからUSB出力のできるフォノイコライザーが出ていますが、それをDDCで、coax出力にするのも興味あるけど、価格からすると、たぶんあまり音のいいものではないと思うし。

下の写真もiPhoneで撮影して、メール送信したものを貼り付けたものだけど、これで十分ですね。わざわざカメラ持って旅行したりする必要がないですね。